【断言】ボラはおいしく食べられる!プロ直伝・ボラの美味しい食べ方9つ

おいしい食べ方
フィシュルの中の人
  • ボラをもらった(釣れた)けど、ボラっておいしいの?
  • スーパーにボラが売ってたけど、ボラって食べられるの?どうしたら美味しく食べられるかな?

こんな疑問にお答えします。

初めに回答しておくと、ボラは食べられる魚で、調理法次第で本当に美味しく食べることができますよ!

この記事では、未利用魚の加工・販売のプロである当社が、ボラにまつわる噂や、ボラをおいしく食べるレシピについて徹底的に解説していきます。

ボラは食べる魚じゃないといわれる理由

ボラが毛嫌いされるのには以下の理由が挙げられます。

  • くさいから
  • 汚い海や河川にいるから
  • 食べる魚ではないという噂を聞くから

どうして食べる魚じゃないと言われるのか、その理由をまとめて解説していきます。

くさいから

一つ目の原因は、におい。

実際、川の近くや浅瀬で獲れたボラは遠くにいても臭ってしまうほどくさいです。

そのイメージは釣り人の間でも広がっているため、おそらくボラが釣れてもすぐ逃がしている人が大半なのではないでしょうか。

ツイッターでも、以下のような意見がありました。

筆者自身も、ボラが釣れたときは独特な見た目と臭いで逃がしてしまうことが多いです。

汚い海・河川にいるから

ボラはある程度汚いところでも生息できるため、悪い環境で育つと内臓だけでなく身も臭くなってしまいます。

海や川がきれいだった頃はボラは高級魚として扱われていましたが、高度経済成長期の海洋汚染の影響を受けて、1970年~75年に水質が悪化しだした頃から臭いボラが目立つようになりました。

ボラは汚いところで生息しているという認識が広まったのは、この頃のようです。

※参照:三重県生涯学習センター

「ボラの卵(唐墨の原料)はおいしいけど、ボラの身は…」という声もよく聞きます。

食べる魚ではないという噂を聞くから

実際にこういう噂を聞いたことがある人は多いと思います。

フィシュルの中の人

私達も店頭で「ボラのカルパッチョ」を販売したことがあるのですが、お客様から「ボラなら買わない!」と言われることもありました…

先に述べたように水質が悪化したのは主に都市部です。

東京を中心に関東では「ボラはおいしくない」というイメージを持っている人が多いため、現在のボラの評価も同様に関東では低く、それ以外の地域(主に外洋のボラ)は逆に「美味しい」という声が多いようです。

おいしいボラとおいしくないボラの違い

おいしいボラとおいしくないボラの違いは「生息している環境」です!

どのように環境が違うのか、順に解説していきます。

川の近くで取れたボラはおいしくない

元々ボラは泥に頭を突っ込んでエサを食べる魚です。

そのため、湾内や河川で釣れたボラはおいしくないことが多いです。

きれいな海で取れたものはおいしい

沖のほうで取れたボラは通称「沖ボラ」とも呼ばれ、タイに勝るほどおいしい魚です。

実は元々お食い初めや神事に使われていたほどの魚!

筆者もよく食べるのですが、特に新鮮なものは刺身が最高ですね。

関東では評価が低いものの、スーパーで出回っているボラのほとんどは沖で取れたおいしいものですので、ぜひ食べてみてください!

おいしいボラを食べる方法

おいしいボラを食べるコツは以下の3つです。

  1. 沖で取れたものを釣る
  2. 秋から冬の時期に食べる
  3. きちんとした処理をする

この3つのポイントを押さえていれば、確実においしいボラを食べることができます!

① 沖で取れたものを選ぶ・釣る

先ほども言いましたが、ボラは水質によって大きく味が変わります。

大前提として、「河川や湾で取れたボラは食べない」ようにしましょう。

スーパーで出回っているボラの中でも、「ハリがあって色が黒いもの」が新鮮でおいしいので、見分けるときは参考にしてみてください。

② 秋から冬の時期に食べる

夏に取れたボラと比べて寒ボラは脂がのっていてプリプリです!

水がきれいな外海で釣れたボラの評価はかなり高く、刺身はまさに絶品なので、おすすめします!

見た目においても、鮮やかな赤色と透き通った身の色がとても綺麗ですよ。

③ きちんと下処理をする

新鮮なボラを買ってきても、下処理が甘いと臭みを感じることがあります。

丸一匹のボラをさばいて食べる場合は、内臓や血合い(骨についている赤黒いもの)をしっかり、ゴシゴシと取ることが大事です!

ボラのさばき方は以下の動画が参考になります。こちらをご覧いただきながらさばしてみてください。

鰡(ぼら)のさばき方 – How to filet Flathead Gray Mullet -|日本さばけるプロジェクト

さばいたあとは、ボラの身から出た水分をキッチンペーパーでふき取ることで、ボラ特有の臭みが取れておいしく食べることができます!

加えて、調理法別の下ごしらえに気を配るとボラがさらにおいしくなります!

調理別の下ごしらえ方法については以下の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。

魚の下ごしらえを5つの調理法別に解説【プロ直伝】10分で極上の品に!
 

おいしいボラの食べ方

ボラをおいしく食べるレシピはたくさんありますが、今回当社がおすすめするのは下記の食べ方です!

  1. ごま油で和える
  2. 酢味噌和え
  3. なめろう
  4. ハーブオイルマリネ
  5. 煮つけ
  6. ムニエル
  7. ボラ雑炊
  8. ホイル蒸し
  9. 唐揚げ

① ごま油で和える

「刺身を醤油で食べるのが飽きてしまった…」

という方におすすめなのが、刺身にごま油と塩をかけるだけの超簡単なアレンジです。

ボラの身は歯ごたえがあって、なおかつ癖もないので市販のドレッシングにも合います。

ぜひ試してみてください!

② 酢味噌和え

こちらは刺身に酢味噌を和えるだけの時短レシピ。

市販の酢味噌を使うとさらに簡単になりますし、千切りしたシソを加えると彩り豊かになりますので試してみてはいかがですか。

ちなみに、

  • 味噌大さじ:1
  • 酢小さじ:1と:1/2
  • 砂糖小さじ:1
  • みりん小さじ:1/2

これらを混ぜ合わせれば自家製酢味噌の完成です!

※参照:クックパッド(ボラの酢味噌和え)

③ なめろう

なめろうは千葉県の郷土料理。

主に使われるのは青魚ですが、ボラも合います!

ボラ1尾に対して、大葉6枚、刻みネギと生姜適宜、麹味噌大さじ2を加えるとお酒のつまみにもぴったりなボラのなめろうが完成します。

※参照:クックパッド(ボラのなめろう)

刺身状のボラを使えば時短になるので、少し疲れた金曜日の晩酌のセットには特におすすめです!

④ ハーブオイルマリネ

ボラの刺身に塩とバジルを混ぜ合わせ、オリーブオイルを回し入れるだけでできる、超時短レシピ!

サラダの上に乗せるだけでも美味しく食べられますし、モッツァレラチーズ、トマトと盛り付けるとインスタ映え間違いなしです。

⑤ 煮つけ

ボラは加熱すると身がふっくらするため、定番の「煮つけ」でおいしく食べることができます。

2切れのボラに対して、

  • 醤油 大さじ3
  • みりん 大さじ3
  • 酒 大さじ1
  • 砂糖 大さじ3

を鍋に入れ、強火で煮立てたら魚を入れましょう。

味見しながら適宜水を入れると、自分好みの味に仕上げられます。目安は50ml~です。

「臭みが気になる…」という方は、薄切りにした生姜を入れるとより一層おいしく食べられることができます。

※参照:クックパッド(ふっかふか!白身の煮付け(ボラ))

⑥ ムニエル

子どもにも食べやすい魚料理と言えば、ムニエル!

小麦粉を振る前に、切り身に牛乳に10分から15分浸しておくことでボラ特有のにおいをさらに消す効果があるので、ぜひ試してみてください。

牛乳に浸した後は水気をキッチンペーパーで取り、小麦粉を切り身にまぶして焼いていきます。

皮はついていてもおいしく食べられますので、手間はかかりません。

※参照:クックパッド(嫌われ!?ボラのムニエル)

⑦ ボラ雑炊

ボラ雑炊は愛知県の郷土料理。

雑炊と言いながら、実は炊き込みご飯というところが、面白いポイントです。

レシピはとても簡単で、まずボラの切り身を茹でたら、炊飯器にほぐしながら入れます。

お米2合の場合、薬味として使える生姜やネギ、にんじんを加え、醤油40㏄を入れて後は炊くだけ!

とっても簡単にボラの郷土料理を食べられます!

⑧ ホイル蒸し

ヘルシーに、そして野菜と一緒にボラを食べたい方におすすめなのが、ボラのホイル蒸し。

切り身をそのまま蒸すのではなく、塩を振って5~10分おいた後に水気を取っておくことで、ボラをよりおいしく食べられます。

アルミホイルに玉ねぎなどの切った野菜を入れ、その上にボラをのせます。お好みで味噌またはバターを加えてもOK。

ホイルを包んだらフライパンに移し、水を周りに入れて蒸していきます。

沸騰するまで強火~中火、沸騰後は弱火にして15分ほど待てば、おいしいボラのホイル蒸しの出来上がりです。

※参照:クックパッド(ボラの大葉味噌マヨホイル蒸し)

⑨ 唐揚げ

少し手間はかかりますが、ボラのおいしい食べ方といえば「唐揚げ」です。

ボラの臭いが不安な方は、下味にぜひ生姜、酒、そしてにんにくを混ぜてみてください。

下味が醤油だけでは臭みが残る可能性もありますが、生姜・酒・にんにくを加えると非常においしく召し上がることができます!

※参照:クックパッド(ボラの唐揚げ)

初めてボラを食べる方もおいしく食べられること間違いなしです!

ボラはおいしく食べられる!

長くなってしまいましたが、結論、ボラはおいしく食べられます!

おいしくボラを食べるためには

  1. 沖ボラを釣る
  2. スーパーで買うときはできるだけ鮮やかな黒色のもの、ハリがあるものを選ぶ
  3. 冬の時期に買う
  4. 調理法ごとに下処理をきちんと行う
  5. レシピ9選を実践する

の以上5点を意識してみてください。一方で、

フィシュルの中の人
  • 調理するのが面倒くさい
  • ボラを食べたいけどあまりスーパーに出回ってないから食べられない…

と感じている人におすすめなのが、フィシュルのミールパックです!

私達は福岡の新鮮なボラを獲れたその日のうちに加工・凍結しており、福岡県糸島市の工房(高祖工房さん)で作られたドレッシングで味付けしています。

これを、コンパクトな真空パックに入れて手軽に使えるようにしたのが当社の商品です!

新鮮、安全で美味しく、冷凍庫で保管も可能。

流水解凍10分でそのまま食べるのもよし。サラダに乗せれば食卓が華やかになります。

ぜひ一度試してみてください!

フィシュルのミールパックでボラを味わってみる